プロテインの商品の原材料は乳製品だけではありません。
他にもさまざまな種類の原材料が使われたプロテインの商品があります。
細かくわけると原材料別にプロテインを摂取する効果は変わってきます。
どのようなプロテインの種類があるのでしょうか。
くわしくプロテインの種類を知って、自分に合ったプロテインを摂取しましょう。
その1.ホエイプロテイン
ホエイプロテインは、牛乳をろ過したとてもメジャーな種類のプロテインです。
ろ過する製法は、WPCとWPI、CFM、WPHの4種類の製法があり、効果と原材料の配合割合と価格もそれぞれ違います。
WPC製法のホエイプロテインは、一番お得な価格で簡単なろ過方法でタンパク質を精製しています。
WPC製法のホエイプロテインのタンパク質の量は全体の80%で、炭水化物と脂質も残っているので、乳製品の栄養もこのホエイプロテインから補給できます。
味の種類も、WPC製法のホエイプロテインが一番豊富で、販売製造会社にとって作りやすい製法のプロテインです。
ドラッグストアでも、WPC製法のホエイプロテインは身近に売られています。
WPI製法のホエイプロテインは、イオン交換法でろ過させて、WPC製法のプロテインをさらに乳糖をメインに分離させたタイプのプロテインです。
WPI製法のホエイプロテインのタンパク質の量はプロテイン内の90%を占めていて、タンパク質を集中して摂取できます。
WPC製法のプロテインより高い価格で、味の種類は少なめです。
CFM製法のホエイプロテインは、WPC製法のプロテインを材料に、クロスフロー膜で精製されたプロテインです。
タンパク質の量はWPI製法のプロテインと同じ割合で、カルシウムの量は多い方です。
CFM製法のプロテインは、WPCとWPI製法の強化版と考えて良いでしょう。
アミノ酸レベルまで精製されている商品もあるので、BCAAやアミノ酸サプリのような早い消化吸収も期待できます。
味の種類はさらに少なくなり、価格も高くなります。
WPH製法のホエイプロテインは、一番細かく精製されたホエイプロテインで、CFM製法のプロテインの倍の価格になります。
しかしWPH製法のホエイプロテインは、アミノ酸と同じスピードの消化吸収なので、ゴリゴリ筋トレする人には好まれている商品です。
WPH製法のホエイプロテインの味の種類は日本製だとヨーグルト味のみですが、海外製だと何種類かあります。
その2.カゼインプロテイン
カゼインプロテインはホエイプロテインと比べて、消化吸収がゆるやかで血中アミノ酸濃度を一定に保ちやすい効果があります。
ホエイプロテインよりもっさりした粉で、液体とは混ぜにくいです。
ホエイプロテインより飲むタイミングは少ないですが、カゼインプロテインの方が効果があるという時間帯があるので、よゆうがあれば常備しておきたいプロテインの商品です。
その3.ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆を原材料としてプロテインの商品です。
牛乳が苦手だったり、乳糖でお腹を壊しやすい人に好まれるタイプのプロテインです。
ソイプロテインの方が、たくさん飲んでも体臭が起きにくいので、匂いに気をつかう人も良く飲んでいます。
その4.他のプロテイン
ホエイプロテインとカゼインプロテイン、ソイプロテインの他には、エッグプロテイン、ビーフプロテイン、タブレットタイプのプロテイン、液体状にパッケージされたプロテインドリンクの商品があります。
エッグプロテインとビーフプロテインは、日本製の商品はありませんが、ビーフプロテインはホエイプロテインより効果を感じる人が多いので、おすすめできる商品です。
タブレットタイプとプロテインドリンクは、持ち運びに便利なので、筋肉に栄養を注ぐタイミングを逃しません。
30代筋トレ女子の筆者の体験談
筋トレ始めた頃は、プロテインの商品について筆者もよくわかりませんでした。
ドラッグストアに売られている、美容健康とダイエット向けの商品とスポーツ向けをアピールしたプロテインの商品は知っていましたが、本格的で筋トレ向けの商品はまだ知りませんでした。
筋トレ仲間の知り合いが増えて、CFM製法のホエイプロテインが良い、とは全員が言ってましたね。
プロテインの購入履歴は、筋トレを始める前にドラッグストアにある美容健康とダイエット向けのプロテインの商品を試しました。
筋トレを始めてから買ったのは、カーボ入りのウエイトゲインタイプのプロテインの商品で、通常のプロテインとは違いカーボが多くて、ダイエットに不向きなので、筋トレ仲間にあげました。
次はちゃんと調べて、CFM製法のホエイプロテインのココア味を入手しました。
飲むととてもおいしかったのですが、少しお高い価格でタンパク質の量はそんな多くないので、別のプロテインの商品を探しました。
ソイプロテインも試供品で飲んでみましたが、ホエイプロテインの方が好みでした。
次にいろいろな味を試したかったので、味の種類が豊富なWPCとWPI製法のプロテインの商品をいろいろ入手しました。
しかし、ピンポイントで好みの味はなかったので、CFM製法のホエイプロテインに戻りました。
もうそのころには、筋トレもプロテインを飲むのにも慣れて習慣化されたのですが、自宅で飲むプロテインには少し飽きてきました。
筋トレの負荷が増える分、プロテインを飲む回数が増えるので、1日に1、2杯プロテインを飲むのがデフォになってきたからです。
自宅では、ホエイプロテインを飲む時に野菜と果物を追加してミキサーにかけて、スムージーとして飲んでいました。
たまにカゼインプロテインを試しに、夜に飲んでいました。
筋トレ以外の外出時には、携帯できるプロテインドリンクも飲んでいましたね。
粉状のプロテインの商品とは違い、液体状で紙パックやペットボトルに入っているので、すぐに飲めて便利です。
ダイエット中に空腹になったら、カフェやコンビニに入るより、プロテインドリンクで置き換えダイエットしていました。
エッグプロテインとビーフプロテインはまだ試したことがないのですが、ビーフプロテインは試した筋トレ仲間には好評でしたよ。