BCAAは筋トレ中だけでなく、さまざまなタイミングに飲んでも効果を発揮します。
BCAAの筋トレに特化した性能を、日常にも利用できます。
体に優しいBCAAの効果的な摂取タイミングとはなんでしょうか。
BCAAの効果的な摂取タイミングを知って、日々の生活に活かしましょう。
トレーニング前後のタイミングにBCAAを飲もう
筋トレ中にBCAAを飲むのは筋肉を鍛える人の間では必須の習慣だと広まっていますが、BCAAの性能を考えると筋トレ前後に飲むのもおすすめできます。
筋肉は筋トレ中以外でも、筋分解と回復をくりかえしています。
回復する時に筋肉の栄養であるBCAAを筋肉に注ぎ込むと、効率よく筋肉を増やしたり維持が可能となります。
筋トレ前にBCAAを飲むのは筋トレ中の体内のBCAA不足を防ぐため、筋トレ後に飲むのは筋肉を早めに回復させるためとなります。
そうなると筋トレ中だけでなく、筋トレ前後もBCAAを飲む必要を感じられますよね。
病気の時もBCAAを摂取すると効果アリ
筋トレする日以外も筋分解と回復をくりかえしているので、プロテインを飲むだけでなくBCAAを追加するのもよいでしょう。
特に朝起きた後は、体内の筋肉の栄養はカラカラに不足しやすいので、起きてすぐにBCAAを飲むのもよいでしょう。
常に体内にBCAAが満たされていると、免疫力が上がり病気になりにくくなります。
特に冬の寒い時期は、体脂肪が少ないと筋トレ後の疲労と寒さに耐えられなくなり、風邪をひきやすくなります。
ボディビルダーは風邪をひきやすいのは、それが理由だからです。
風邪やインフルエンザを防ぐために体をあたためて、筋トレの時間以外もBCAAを飲むと免疫力が上がり日々過ごしやすくなります。
病院でも、入院中の患者にBCAAを処方することもあります。
発熱中はもちろん、寝たきりで免疫力と筋肉の量がいちじるしく減る場合にも処方されます。
病後退院後も処方される例があります。
BCAAはタンパク質と違い、肝臓を素通りして筋肉に直接行きわたるので、体が弱っている患者には意外と負担がかからない薬になります。
カフェインのように飲むと数時間は集中力持続したり覚醒作用があるので、BCAAを勉強や仕事中に飲む人もいます。
肝臓を酷使した後に肝臓を休ませるため、BCAAを飲む人もいます。
肝臓を酷使する場合はおもに、お酒を飲む時ですね。
飲み会の前後にウコン飲料のようにBCAAを飲む感覚です。
プロテインで体胃腸を壊しやすい人には、プロテインのかわりにBCAAを飲む人もいます。
しかしタンパク質の量のわりに、価格はBCAAの方が高いのであまり習慣化されないでしょう。
せいぜいBCAAのデメリットといえば、プロテインより高価なのとカフェインのように利尿作用があることくらいです。
BCAAの商品はアミノ酸単体の集まりなので賞味期限はプロテインより早いので、意識して早めに飲みきるのがおすすめです。
さらにBCAAを飲みやすくするためには、スプーンですくう時、BCAAの比率がかたよらないようにしましょう。
スプーンでBCAAをすくう前後は、BCAAが入った容器を10回くらいシャカシャカ振りましょう。
シャカシャカふらないといずれ容器内でBCAAがダマになってしまいます。
BCAAを飲む習慣を続けるために、BCAAの味を飲み分けるのもよいでしょう。
日本製だと、グレープフルーツ、アップル、グレープ、レモン、柑橘系が多いです
外国製だと、レモンライム、レモネード、スイカ、ラズベリー、パイナップルと酸味がある味と甘い味にわかれています。
酸味が強い味とさわやかで少し甘みを感じられる味の2種類のBCAAが手元にあると、飲む習慣が続きやすいです。
おすすめの味は、グレープフルーツとグレープですね。
レモンだと酸味が強すぎるし、スイカやパイナップルは甘すぎる印象があります。
しかし、個人の好みですのでいろいろな味をためしてみましょう。
筋トレ時も病気になってしまった時も、BCAAを摂って筋肉を維持しましょう。
30代筋トレ女子の筆者の体験談
BCAAは私もプロテインの次に重要なサプリだと考えています。
筋トレ向けサプリが次々と開発されて商品化されて市場に出回っていますが、そのなかでもマルチビタミンミネラルのサプリ、プロテイン、BCAAの3種は必須でしょう。
ボディビルダーの選手たちもそのような考えの人が多いです。
BCAAは筋トレ中の1時間につき5g摂るようにしています。
有酸素運動のフィットネスクラブのスタジオレッスンに参加する時は、1時間につき10g摂っていました。
筋トレより有酸素運動の方が筋分解が起こりやすいからです。
筋肉を増やすなら有酸素運動に時間を割くより、筋トレを短時間でこなす方が効率よいのですが、スタジオレッスンも楽しいのでBCAAを飲みながら参加していました。
ダイエット中は通常の倍の量BCAAを摂ります。
私の場合だとBCAAを、1時間につき10~15g摂っていました。
男子並みの摂取量ですが、カロリー計算して他の食事のカロリーは制限していました。
BCAAはタンパク質の一種なので、1gにつき4キロカロリーのエネルギーがあります。
あまり摂りすぎるとオーバーカロリーになるので、食事で調整していました。
冬にかぜをひいて発熱したときは、筋分解をできるだけふせぐために、1日に20gBCAAを摂りました。
だいたい1日に4回にわけてBCAAを摂取していましたので、朝昼おやつ夜の流れで飲んでいました。
そのおかげで、体重が減っても変にしなびた体型にならずに、筋肉を維持できました。
寒い冬の時期に体脂肪率が12%と低かったので、寒さと筋トレ後の免疫力の低下で、年末年始あたりに3回風邪をひいたことがあります。
BCAAをたくさん飲んで筋肉は維持できましたが、BCAAがなかったらさらに風邪は悪化していたと思います。
仮に筋トレをしない時期でも、BCAAは摂り続けます。
筋トレ中はもちろん、有酸素運動中や病気で発熱した時にもBCAAを飲むのはおすすめです。