プロテインにはさまざまな種類の商品がありますが、飲むことにより特に効率よく筋肥大できるプロテインはなんでしょうか。
筋トレの負荷を上げるのも大事ですが、目標に合わせたプロテインの種類を選び、適量飲むのも大事です。
筋肥大におすすめのプロテインと特徴を知って、自分に合ったプロテインを飲んで目標達成しましょう。(参考サイト)
おすすめその1.CFMプロテイン
CFMプロテインの商品は、具体的にあらわすとCFM製法のホエイプロテインの商品、となります。
CFM製法は、プロテインの製法の中でも2番目に細かく精製ろ過する製法なので、タンパク質の消化吸収が食べ物を摂るより、とても早いです。
他の製法であるWPCとWPI製法よりCFMプロテインの商品の方が消化吸収が早いので、筋トレ前後に飲むのが推奨されていて、筋トレしている人も筋トレ前後に飲むことにより、筋肥大の効果を実感していると、よく聞かれます。
CFM製法で他に大豆を原材料に使ったソイプロテインの商品がありますが、筋肥大する効果はどちらかというとホエイプロテインの方が効果は高いといわれています。
アミノ酸スコアがホエイプロテインの方が高いので、単純に早く筋肉の栄養になりやすい、という理由もあります。
おすすめその2.ホエイペプチドプロテイン
ホエイペプチドプロテインの商品は、具体的にあらわすとWPH製法のホエイを原材料とした、アミノペプチドのプロテインの商品、となります。
WPH製法は、プロテインの製法の中でも1番細かく精製ろ過する方法なので、タンパク質の消化吸収は30分くらいと早いです。
原材料のアミノペプチドはアミノ酸より大きい物質なのですが、消化吸収はアミノ酸と同じ早さです。
胃腸の摂取できる面積を最大限利用するために、BCAAとホエイペプチドプロテインを同時に摂取する筋トレ好きな人もなかにはいます。
ホエイペプチドプロテインの商品は、プロテインの商品の中でも最高価格帯の商品です。
例えばCFM製法のプロテインの商品と比べると、約2倍の価格になります。
日本のトップボディビルダーの選手で、いつもはCFM製法のプロテインの商品を利用していたところを、ホエイペプチドプロテインに切り替えたら、筋肥大のスピードが早くなったそうです。
さらに筋肉痛の軽減もみられたので、高い価格でもホエイペプチドプロテインを飲む習慣を続けているそうです。
ふだんは、CFM製法のプロテインの商品を飲んで、筋トレ前にホエイペプチドプロテインを飲む、という筋トレ好きな人やボディビルダーはとても多いです。
自分のかけられるコストに合わせて、ホエイペプチドプロテインを飲む頻度を決めるとよいでしょう。
おすすめその3.BCAAを加えたプロテイン
BCAAを加えたプロテインは、BCAAを全面に出すのではなくプロテインにBCAAをおまけしたという商品が多いです。
BCAAを加えることにより、筋肥大にブーストをかけるイメージですね。
BCAAというサプリはアミノ酸である、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種を一定の比率で配合したサプリです。
3種のなかで、ロイシンが一番多く配合されています。
プロテインはアミノ酸サプリと比べると、タンパク質をおおざっぱに配合した商品なので、高いレベルで精製されたアミノ酸サプリBCAAを追加すると、消化吸収のパターンが多様化して内臓の負担を減らすこともできます。
筋トレ前後にBCAAを加えたプロテインを飲むとなると、CFM製法のホエイプロテインの商品にBCAAを追加するのが良いです。
しかしコスト面を関係ナシに筋肥大を優先させるなら、ホエイペプチドプロテインにBCAAを追加して筋トレ前に飲むのが一番おすすめです。
BCAAを加えたプロテインの商品は日本製の商品もありますが、どちらかというと海外製の商品の方が多く、価格もお買い得なものも多いです。
30代筋トレ女子の筆者の体験談
筋肥大と筋肉量を増やす目標があった時期は、CFM製法のホエイプロテインとホエイペプチドプロテインは定期的に飲んでいました。
筆者は女子なので、大きいおしりと太もも、細いくびれを目指しています。
背中の僧帽筋以外の筋肉の量を増やすのも、目標のひとつです。
背中の筋肉が多いと背筋がのびて姿勢がよくなり腰痛も防げて、老化防止にもなります。
おしりと太ももの筋肉を肥大化させるとメリハリのきいた体型になるので、それらの部位の筋トレの負荷はできるだけ高くしています。
おしりと太ももなどの下半身の筋肉は大きいので、それらの部位の筋トレの日は、そのぶん筋肉への栄養も多めに摂っていました。
おしりと太ももの筋トレの日は、筋トレ前と中にWPH製法のホエイペプチドを摂り、アミノ酸サプリのタブレットとBCAAも追加して摂ります。
ホエイペプチドプロテインは筋トレ前に1杯飲んで、アミノ酸サプリのタブレットも摂ります。
筋トレ中には、BCAAを1時間につき10g摂取しました。
タンパク質とアミノ酸、ホエイペプチドを同時に筋肉へ行きわたらせて、胃腸に負担かかることなく、早めに筋肉の回復をうながし筋肉痛も防げます。
肩やふくらはぎなどの小さい部位を鍛える筋トレの日は、WPH製法のホエイペプチドプロテインを摂らずに、CFM製法のプロテインの商品を、筋トレ後に1杯飲んでいました。
アミノ酸サプリのタブレットは半分量摂る、または摂るのを控えるようにしていました。
小さい筋肉はあからさまな筋肉痛が起きにくいので、高価格帯のWPH製法のホエイペプチドプロテインの商品を摂る必要はそこまでない、と思っています。
しかし、すべての筋肉を最大限肥大化させたいなら、筋トレの日はWPH製法のホエイペプチドプロテインを摂る方法で統一するほうが効率がいいですね。
筋トレしないで有酸素運動する日はBCAAを摂り、終わってからプロテイン1杯飲むようにします。
有酸素運動をすると筋トレの時より、筋分解が起こりやすいのでBCAAをきっちり摂取します。
下半身の筋トレの日はけっこう疲労するので、筋トレ後や翌日はは有酸素運動をしないように過ごしました。
そうすると次の筋トレまでには、筋肉はほどよく回復していましたね。