プロテインは筋トレしている人だけの飲み物だと思っていませんか。
筋トレをしない人や妊婦や少食な人にも、プロテインはおすすめの飲み物です。
なぜ筋トレをしない人もプロテインを飲んでも平気なのでしょうか。
プロテインを飲む効果を知って、プロテインを飲む習慣を取り入れてみませんか。
少食や栄養不足な人にプロテインは必要
プロテインはパッケージが雄々しくいかにも筋トレ向けの商品がほとんどでした。
ある女性はプロテインには興味があるけど、雄々しいデザインのパッケージなので恥ずかしくて買えない、とも言ってました。
しかし、ドラッグストアにも手に取りやすいデザインのプロテインの商品が置かれるようになりましたよね。
ピンク色のデザインのパッケージで、女性の美容向けとして開発されたプロテインの商品も増えてきました。
美容健康に向いている原材料のアサイーパウダー、クロレラ、スピルリナ、食物繊維も配合して筋肉を増やすプロテインというより、ダイエット成功したりお肌がツヤツヤになれるような健康補助食品としてのプロテインも増えてきました。
味のバリエーションも増えて、日本製のプロテインだけでもチョコレート、ミックスベリー、抹茶、アーモンド、バナナ、プレーン、ココア、バニラ、南国パイン風味、ストロベリー、カフェオレ、ヨーグルト、桃、マンゴー、オレンジヨーグルト、と自分の好みに合った味を選びやすくなりました。
プロテインの商品の原材料は乳製品と大豆、たまご、牛肉があります。
乳製品が使われたプロテインはホエイプロテイン、大豆入りはソイプロテインと呼ばれています。
ホエイプロテインとソイプロテインがプロテインの商品のシェアをほとんど占めていますね。
プロテインの製法には、WPC、WPI、CFM、WPHと4種類の製法があります。
筋トレをしている人にはCFMとWPH製法のプロテインの商品がおすすめですが、筋トレをしていない人にはWPCとWPI製法のプロテインの商品がおすすめです。
CFMとWPHの製法のプロテインの商品は、タンパク質の量の比率が高く消化吸収が早くて性能はよいのですが、原材料の乳製品の他の栄養がろ過されて削られているので、栄養面では健康に向いてないともいえます。
タンパク質をとにかく多く摂取して筋肉を増やしたい人が、筋トレしている人には多いので、CFMとWPHの製法のプロテインの商品が推奨されるわけです。
WPCとWPI製法のプロテインの商品は、比較的ゆるい方法でろ過されていて炭水化物と脂質を軽く除去しているので、乳製品の栄養は多く残っています。
CFMとWPHの製法のプロテインの商品は比較的高価なので、なおさら筋トレしていない人にはWPCとWPI製法のプロテインの商品をおすすめします。
ソイプロテインの商品はホエイプロテインの商品と比べて、タンパク質の量は少なめの商品が多いのですが、飲んでも体臭が出ずらいのがよいですよね。
ソイプロテインですと乳製品ではなく、植物性タンパク質の大豆を原材料として使っているので、ソイプロテインを飲んでも体が酸性に傾きにくく体臭ができにくいわけです。
さらにソイプロテインの商品は、女性向けに開発した商品が多いので、他の美容健康に向いた原材料が入っていることも多いです。
少食や栄養不足な人には、プロテインを1日1杯飲むだけでタンパク質が約20g摂取できます。
お肉お魚を食べてタンパク質を20g摂取するには、お肉お魚を100g食べなくてはいけません。
少食な人にはキツイですよね。
栄養不足の人には普段の食事にプロテインを飲む習慣を増やすと、プロテインの商品に含まれるたんぱく質以外の栄養も摂れて健康になれるでしょう。
ゴリゴリ筋トレしていなくても栄養補給や健康に気をつかいたいなら、1日1杯プロテインを飲むのをおすすめします。
具体的なプロテインの商品ですと、WPCとWPIの製法のプロテインの商品とソイプロテインの商品をおすすめします。
妊婦にもプロテインは必要
妊婦は胎児に栄養を常に送っているのですが、食べたものがそのまま胎児に送られるというわけではなく、妊婦の筋肉を分解して栄養にしている場合もあります。
そうなると胎児を支えるための筋肉が減り、あまり体の部位として優先されない皮膚や髪の毛への栄養が不足します。
じゅうぶんな栄養が摂れていないと、皮膚がカサカサになて荒れたり、髪の毛が抜けやすくなります。
妊婦の悩みで頭にはえた髪の本数が減ることは、常に妊婦の悩みランキングの上位を占めています。
そんな妊婦の不健康な悩みを解消するためには、プロテインを飲むのをおすすめします。
タンパク質の量が多すぎないか気になるなら、毎日飲まなくても平気です。
できれば、いつもより運動量が多かった日の夜に飲むのがおすすめです。
運動量が多いと筋分解の量も多くなるので、筋肉が減りやすいタイミングになります。
そのタイミングにプロテインを飲んでタンパク質を筋肉へ補給すると、筋肉は回復して筋肉の量が維持されます。
少食や栄養不足の人におすすめしたソイプロテインの商品も、妊婦におすすめする種類の一つです。
妊婦はビタミンとミネラルが不足しがちなので、ビタミンとミネラル入りの女性向けプロテインの商品も飲むとよいでしょう。
プロテインは栄養補助として摂取しよう
少食や栄養不足な人、妊婦だけでなく、食の嗜好がかたよっていたりアレルギー体質な人、ケガをして筋肉が減りやすい状態にある人も、プロテインを飲むことをおすすめします。
食の嗜好がかたよっているとタンパク質が不足になりがちです。
特にお肉お魚が苦手な人やベジタリアンも、もともとタンパク質が多い食べ物をそんな食べないから不足しがちです。
ベジタリアンの場合、乳製品を摂らない人もいるのでソイプロテインを飲んで、タンパク質を補う人も多いです。
牛乳嫌いな人が乳製品を摂るために、ホエイプロテインを飲む例もあります。
ケガをしてあまり体を動かせない人は、筋肉が減っていくのを防ぐためにプロテインを飲んだり、リハビリトレーニングの後にプロテインでタンパク質を補給することもあります。
筋トレする人以外にもプロテインは気軽に飲めるおすすめの栄養補助の飲み物なのです。
