階段でお尻を引き締める!
階段を使うことは、足腰の鍛錬や心肺機能の向上にとても効果的。
階段を見かけたら、まずは何も考えずに上ってみてはどうでしょうか?
ずっと元気に歩けるカラダ作り。
そのひとつとして「階段を有効活用してみましょう」ということで、今回は階段のぼりをお送りします。
さて、今回は福岡市中央区にある動物園近く「浄水緑地の階段」を上ってみました。
浄水緑地までは距離がありましたので、最近手に入れた車で行きました。ただ、専用の駐車場が見当たらなかったので、有料ですが近くのパーキングに駐車。緑地下に大きめの駐車場があるので、浄水緑地でトレーニングされる方はそこにとめて行かれるのをおすすめします。
福岡市動植物園側から坂を上って浄水緑地へ。
浄水緑地から逆側へ下りる2つの階段を発見。
ひとつはスロープからそのまま階段へと繋がる一直線の階段。おそらくコンクリート作りだろう。
もうひとつは、ゆるやかなカーブを描きながら伸びる石作りの階段。
両階段は、横並びで頂点の浄水緑地を目指しています。
今回は後者の石造りの階段を上ってみました。
段差はほどよい高さで、ずしりと足腰に効いてきます。
段数は72段。それほど多いわけではないのですが、1往復するだけでも若干心拍数が上がります。
これは、石におうとつがあるため、段に乗った時のバランス維持により、自然と踏ん張りをきかせていることが体力消耗の原因だと思われます。
筋肉の維持・向上、心肺機能の向上を目指す場合は、5往復ほどが目安になるでしょう。
特に取材をした夏場は、5往復でも結構くたくたになります。大量の汗が流れ落ちますので、水分補給は忘れずに行ってください。
緑地というだけあって緑豊か。階段を上るだけでなく、ひとときの癒しある空間にも浸れます。
緑を眺めながら、楽しく階段を上ってみるのもいいでしょう。
ただし、福岡市の市街地からほどないところで、こんなにも・・・と言うくらい非常に蚊が多いところです。なので虫除けは必須。ということを身をもって体験。
無防備な姿で階段を上っていた僕は、格好の標的になったのです。
血も涙もない攻撃を蚊は仕掛けてきました。
近年まれに見る腫れ具合をみせた僕のカラダはズタズタになり、楽しむ間もなく逃げるようにして緑地を後にしたのです。
普通に上るだけでも健康的なカラダづくりに有効な「階段上り」。(この場合の「普通」とは階段を上ることにおいて皆さんが楽に上れる姿勢のことを言います)
でも、ちょっと姿勢を変えるだけで、さらなる筋肉運動を可能とし、プロポーションの維持・向上に役立つ方法があります。
そこで今回は、そんな健康プラスα の上り方をちょこっとご紹介。
まずは、僕が普通に上るときの姿勢。(写真1)
普通に上るだけでも、筋肉への負荷は平面を歩くより強くなることは確かです。そして健康的な運動であることに疑う余地はありません。
ただ、この方法だと体重移動と勢い(反動)により下半身への負担を抑え、効率的に上ろうとする作用が働いてしまいます。
目指すカラダに必要な筋肉を重点的に鍛えたい場合は、負荷が分散されてしまうため物足りなさがあることは否めません。
そこで写真2。分かりにくいかも知れませんが、この場合、少し重心を落とすことで、太ももとお尻に体重を乗せることを意識しています。
そのまま、太ももとお尻の筋肉を意識的に使い、カラダを持ち上げるようにして階段を上る。
もちろん普通に上るとき同様、前進しなければいけませんので体重移動は行います。
違う点は、太ももとお尻の筋肉をしっかりと使うことです。
さっさっと上るところを少し重心を落とし、地面に穴をほがすかのごとく踏ん張る。その状態から太ももとお尻の力を使って上ってみましょう。
ちょっと重心を落とすだけで、太ももやお尻へ刺激的なチカラが加わっていることを実感できます。重心を落とした体勢のときに太ももとお尻を触って確認してみるのもいいでしょう。
かたくなってれば、しっかり筋肉が使われている証拠です。
より効果的に下半身を引き締めたい場合は、ぜひともお試しください。
「浄水緑地」情報
● 浄水緑地
〒810-0029
福岡県福岡市中央区平尾浄水町4
動物園の近くということもあり、自然豊かな環境にあります。浄水通り交差点の角、福岡雙葉小学校の横に位置します。
夏は蚊にだけ気をつけて下さい。