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筋肉の種類と働き−腹斜筋編

さて、さっそく腹斜筋を学んでいくことにしよう。

 

腹斜筋は、外腹斜筋と内腹斜筋の2種類から構成されていてるんじゃ。
外腹斜筋は、肋骨(ろっこつ)の外側から斜めに下に向かって付いている筋肉(図参照)。
内腹斜筋は、外腹斜筋の下層(内側)にあって骨盤から肋骨に向かって付いている筋肉なんじゃ(図参照)。
これらは、”めに走っている肉だから”腹斜筋と言われる。

 

また腹斜筋は、腹直筋の動きを助け腹直筋と共に内臓を正しい位置にセットしてくれるコルセットの役目もあるんじゃよ。
だから、トレーニングする時は腹直筋だけじゃなく腹斜筋もバランスよく鍛えることが肝心じゃな。

 

他の筋肉も関係してくるが、キュッと締まったウエストを実現してくれるのも腹斜筋。きちんと鍛えればくびれが手に入るのじゃよ!ワシもくびれができた時は、感動したわい。

へ〜。先生は昔、くびれがなかったんですか?
ふむ、実を言うとな高校生までは運動が苦手でちょいと肉が付いておったんじゃ。
こりゃいんかん!と言うことで、腹筋トレーニングを頑張ったんじゃよ。
ほれ、美しいウエストじゃろ。
いや、洋服着てるからみえないんですけど・・・
ごほっ。・・・ 脱いだらすごいんじゃ。
そうすっかね。。。(-o-;)

腹斜筋の働きとしては、主に胴体を回転させるときやひねりを加えるときに働く筋肉である。

 

また、腹直筋や腹斜筋は、パワーを生み出す体幹筋のひとつでスポーツにおいても重要な働きをする筋肉でもあるんじゃよ。
例えば、野球ではボールを投げる、打つ、サッカーではヘディング、ボクシングではパンチを打つ動作などに腹直筋、腹斜筋が使われる。
スポーツでは、上体を回転させたりひねったりして対象に力を加えるから腹筋群を鍛えることがいかに大切かは一目瞭然じゃな。格闘技においては、ボディー攻撃から身を守るためにも非常に重要な筋肉になるな。鍛えておかんとえらいこっちゃ。

 

お腹の筋肉は、かっこいいカラダやスリムなカラダづくりだけじゃなく、スポーツパフォーマンスの向上、そしてもっとも大切なお腹ポッコリにならないための健康維持にとても大切な筋肉なんじゃよ。

 

分かったかな??

はい!

 

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まとめ

  • 腹斜筋は、外腹斜筋と内腹斜筋で構成されている
  • ウエストを引き締めるためには、腹直筋と腹斜筋をバランスよく鍛えることが大切
  • 腹筋群は体幹筋のひとつである
  • 腹筋群は、スポーツにおいてパワーを生み出す原動力の役目がある